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2008年1月

2008年1月24日 (木)

RADIAN

今は、二十四節気の大寒です。確かに寒い日が続いているのですが、天気は良くありません。天気図をみると、日本の南の海上を低気圧が通ったりして、どちらかといえば、春先のような気圧配置です。これも温暖化のひとつでしょうか。

1月の始めに撮影した馬頭星雲付近を処理していたのですが、二夜にわたる画像で、回転が入っているのは勿論ですが、ピントが移動したためか、サイズも合いません。おまけに、Gにかぶりが発生しているようで、出来上がってみると、半分は緑、半分は紫とどうしようもありません。やる気も失せ、いまのところお手上げ状態です。

         

Holmes071201

         

画像は、昨年121日に撮影した、17PHolmesです。

モノクロは気軽でいいですね。

明るい星はαPerのアルゲニブ、小さな散開星団はNGC1245です。

f530mmの望遠鏡で、STLの画角は236′×150′位になります。

Holmesの直径は短辺のちょうど1/3くらいですから、50′位です。

このときのHolmesの地心距離は1.7AUですので、

15000km×1.7×50÷57÷60=372.8… (370km)

と実直径が求められます。太陽の倍以上あるのですね。

三角関数だけでも面倒なのに、そのうえなんでラジアンなんて面倒なものを習わねばならないのかと、学生のときは思ったのでしたが、ごく小さな角度だと、関数電卓や、関数表がなくても、ラジアンを使えば、このように概略の数値を簡単に求めることができるのですね。

ちなみに、半径を表す記号はrを使いますが、これはradiusの略でしょう。一方、ラジアンはradianなので、同じ語源と思われます。

そのほか、radio(ラジオ) radical(過激な) radiant(まばゆい)なども光が円形に放射する様からくる同語源の言葉のように推測されます。

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2008年1月15日 (火)

M78付近

M78071214 

昨年、1214日の撮影。

14日から翌朝にかけて、ふたご座流星群の極大に当たっていて、撮影している間、たくさんの流れ星を見ることができ、ファンタスティックな一夜となりました。

一方、年末年始の忙しさにかまけて、放っておいた画像処理をやっと最近になって始めました。

私の使っているのは、ステライメージV4で、そのままでは、人工衛星の光跡を消すことができません。そこで、撮影した画像3枚から、中央値でコンポジットして消す方法を思いつきました。2枚で、暗いほうを選ぶコンポジットでも消えるのですが、そうするとそのあとのコンポジットの効果が半減すると思われるので、それは避けたいところです。

ところで、中央値とは、例えば、101216という三つの値があるとすると、二番目の値を選ぶことだと思っていました。この例では12です。ちなみに平均値は12.67となります。

最初に撮影した画像とそのあとに続く2枚の画像の組み合わせで順に選んでいけば、10枚の画像から、新たに極端な値を含まない10枚の画像を得ることができます。(組み合わせの数はもっとありますが、どれだけ効果があるかは疑問。)

大変手間がかかりますが、人工衛星の跡を消すのには有効に思われました。平均では、枚数を増やすと跡が薄くはなりますが、完全には消えません。

しかし、この中央値でのコンポジット、実際にしてみると、人工衛星の軌跡を完全に消すことはできないのでした。処理した画像を直後に見ると消えているようでも、画像処理の途中で、思いがけずに現れたりするのです。これについては、原因か良く分かりません。

また、処理の方法によって、現れる軌跡が変化するようです。

(中央値とは、グループ中の最大と最小の真ん中の値という意味ではないですよね??!!)

オリオンの領域は、人工衛星がよく通るところなので、これをどうするかは重要な課題ですが、SI V5では、かけ離れた値をカットする機能があるようで、それを使えばいいということなのでしょう。V5の発売はもう5年くらい前でしょうか。今さら買うべきかどうか迷うところです。

M78付近/2007.12.14 2111分~ L5m×21 RB5m×6 G5m×4

STL11000M FSQ106 EM200 ST237A guide 吉備高原にて

ところで、下のタットル彗星の写真、おかしなところが2点あります。

まず、4枚をコンポジットしているのに、星は2重にしかなっていない。

そして、1枚に5分も露出(新たなダークが面倒だったので、他の画像の露出時間に合わした)しているのに彗星の核が長く延びていない。

実は、木立にかかって、ガイド星を見失った結果、4枚のうち、2枚はガイドミスがでていて、それを修正するために、比較暗でその画像を修正したのが原因なのでした。彗星が高速で移動していることを念頭においていなかったのです。

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2008年1月13日 (日)

8P/タットル彗星

1/6(月曜日)、天気予報では晴れとなっていたが、気圧の谷の接近で、深夜過ぎ、または夜明け頃に曇るという予報でした。

夜半前に馬頭星雲を撮影し、望遠鏡の向きを東から西に移動させるとき、ホームズ彗星に寄り道したのですが、そういえばタットルもということで、急に思い立って見ることに。

080106

ステラナビで位置を確認し、7×50の双眼鏡を向けて見ると、容易に見つけることができました。ただし、地平高度は10°余で、望遠鏡からは西の木立にかかりかけています。そのため、画像では、背景にむらができてしまいました。

予報では、この頃5.6等と、最も明るいときでした。地球に接近するのは1/2頃、0.25AUなので、私が撮影したときの1日の移動量は数度と、高速で位置が変化している最中でした。

この彗星の公転周期は13年で、前回の接近は1994年です。

近日点通過は1/27頃ですが、南に低くなってしまいます。

彗星の近くにあるξPsc4.6等星、また、彗星の近くには系外銀河NGC718があります。

2008.1.6 2355分~ 5m×4 吉備中央町

STL11000M FSQ106  EM200

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2008年1月 9日 (水)

M45

ブログのスキンを変更しようとしたら、どのようにしてもできないので、四苦八苦、時間を無駄に費やしてしまった。パソコンが、過去のファイルを記憶していて、そちらにアクセスしていたのが原因のよう。そういえば、ネットを見る時も、サイトによっては、古い画面しか表示しない場合があった。なぜそうなるのか不明だが、おかげで、最初に書いた記事を消してしまい、スタートのやり直しになってしまった。

M45071209

掲載した写真は、昨年129日のもの。期待したように写っていなくて、画像処理しながら、がっかり。周囲に広がる淡い星雲の写りがよくなくて、光害かなにかでかぶっているように見える。全体に透明感に乏しい。振り返ってみると、途中で霧がでたこと。露出の後半では、西の空のもやの中に入ってしまったことが原因と考えられる。最後の数コマはあまりに写りが悪くて、破棄せざるをえなかった。

はじめ、露出が短すぎるのかと思い、すべて加算処理にしたが、淡い部分を強調するとかなり汚い画像にな.ので、Lのみ平均してある。

FSQ106 STL11000M EM200 ST237A guide 

2007.12.9 25h09m~ L5m×21 RB5m×3 G5m×2 

吉備中央町

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