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2008年6月

2008年6月30日 (月)

NGC7000

真央ちゃんの新しいプログラム、エキシビション用ということでしたが、タンゴの曲で、びっくりさせられました。それにしても洗練された演技に魅了されます。
コーチが変わってどうなることかと思っていましたが、演技の素晴らしさは健在でした。これからどのような世界をみせてくれるのか、大注目ですね。

ところで、もう6月も終わりになってしまいました。
今年も半分が経過、7月には、石油をはじめ、食品などの値上がりが予定されていると報道されています。

山陽新聞に連載されている逸見庸氏の「水の透視画法」、6/29(土)には、「仮想空間の通り魔」と題して『この世界では資本という「虚」が道義や公正、誠実といった「実」の価値をせせら笑い、泥足で踏みにじっている。そのような倒錯的世界にまっとうな情理などそだつわけがないだろう。なかんずく実需がないのにただ金もうけのためにのみ各国の実体経済を食いあらし、結果、億万の貧者と破産者を生んでいる投機ファンドの暴力。それこそが世界規模の通り魔ではないのか。』と書かれていた。現在、多くの人が共感を覚えるのではないだろうか。

アメリカのどこかの州で、年金基金が、原油の先物取引で年金を運用している様子が報道されていました。年金の受給者にとって、原油の値上がりは由々しきことだが、私たちがしなくてもどこかがするに違いないので、これは仕方ないことと、石油の値上がりで運用益がたくさん出たことを喜んでいるのでした。

サブプライムで、住宅の需要がある程度満たされれば、住宅価格が頭打ちになるのは予想できたことでしょうが、原油や、穀物となると、万人が日常的に必要としているものだけに、どこで上げ止まるか見当もつきません。穀物が買えなくて餓死者も出るような状況で、市場原理だけに任せていていいものか、人類の知恵が試されるところです。

N7000

ところで、北アメリカ星雲、NGC7000です。
確か、5/5の撮影ですが、処理が遅く、さらにそれを載せるのにまたまた長い時間が経過してしまいました。
南に低い天体に比べると、光被りの処理など特に必要なくて、楽勝のはずだったのですが、思ったほど星雲が明瞭に浮き出てこない。Hαでの印象が先入観にあるせいかもしれません。メキシコ湾の辺りはとてもカラフルで、このあたりを拡大して撮るのも面白そう。この画角なら、やはり長辺を東西に構えて、ペリカンと並べるほうがいいかもしれません。

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2008年6月13日 (金)

IC4592

C4592lrgb3_2

下のM8の写真を撮る前、M8が上ってくるまでの時間を利用しての撮影。
初めは、Sh2-1の予定だったが、南にある分、撮影時間が稼げないので、急遽北のこちらに変更。
とりあえず、どのように写るか試しということで、画角を東西にすればよいものをそれも省略したので、このような半端な画角です。
星雲のなかの明るい星がνSco、下の二つの星はωScoの1と2です。
カラーが各色15分、Lが1時間という露出。
当然ながらSNが悪く、拡大は見苦しいのでなしです。

山下清の「裸の大将」のドラマは久々に心なごむドラマでした。
「男はつらいよ」の映画も好きだったのですが、失われていく昭和の風景への愛惜がどちらにもありますね。
寅さんは男の理想像を描いていますが、裸の大将は人間の理想像でしょう。

6/6のNHKの芸術劇場では、ピエール・ロラン・エマールのピアノリサイタルが放映されました。曲目がなんと、バッハの「フーガの技法」。
この全曲を通してライブで演奏するというのは、聴いたことがありません。(もっとも私は音楽情報に詳しいわけではないので、私が知らないだけなのかもしれませんが)
このフーガの技法は、私がバッハを好きになった最初の出会いの曲でもありました。30年以上前のことで、当時は弦楽四重奏やチェンバロでの演奏をよく聴いていたように思います。
ピアノでは、タチアナ・ニコラーエワのものがありましたが、彼女がこの曲をコンサートで全曲弾いたのかどうかは知りません。
テンポも楽器の指定もないこの曲は、いろいろと謎めいていて、それもこの曲の魅力となっているようです。
Contrapunctus14は未完のフーガで、BACHの主題が提示されてから、不意に途切れる部分は何度聴いてもドキリとしてしまいますが、エマールは、これを最後にせすに、途中にはさんで演奏しています。
かつて、レコードや、テープで持っていたフーガの技法ですが、この番組を見てから、どうしても、CDが欲しくなってしまいました。
グールドの演奏があるとのことですが、それはオルガンでの演奏のようです。家庭の小さなオーディオでオルガンを聴くというのはどうも以前から抵抗があり、ヴァルヒャのフーガの技法のレコードもあまり聴きませんでした。
バッハのこの曲、「素晴らしい!!」と言うしかありませんが、それはなんといってもポリフォニーの素晴らしさでしょう。大げさに聴こえるかもしれませんが、これが宇宙の創造原理だと思えるのです。
時代が下るに連れて、モノフォニックな自我意識が前面に出て、フーガ形式の発展はあまりなかったようです。
宇宙創世のあふれ出る慈しみの光のひとつひとつが、バッハのフーガの曲になって、聴こえてきていると思われてなりません。

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2008年6月 6日 (金)

M8~M20

M8l

ゴールデンウィーク二日目の写真。
ピントは甘い、ガイドも流れ気味、構図は平凡と、いいところなしだが、極めつけは、Bを撮り忘れたこと。ナンデソンナコトニナッタノダロウ?
L-R-GでBの近似が得られそうにも思うが、現実には、そううまくいかない。

ピントは早くに決めてしまうと、温度変化で移動する可能性がある。撮影の途中で調整すると、サイズが変わってしまう。カラーを先に撮って、Lを撮り始める直前、再度ピントを精確に合わせるのが理想的。しかし、天体の位置関係で、先にLを撮りたいこともあるわけです。
とにかく、このところ、ピントのピークがつかみづらくて困っている。手動で合わせるのはそもそも無理があるのか。

南の低い天体の場合、ガイドが流れやすい。
現在のシステムでは、カメラ側が重く、バランスが大幅に狂っている。今一番必要な改善点です。

M8とM20を同一画面に納める場合、NGC6559は画面外と思いこんでいたのですが、そんなことはないのでした。とにかく事前のチェックができていません。

入梅も間近。このところ、なにかと億劫で、この写真の掲載するだけのことに、何日もかかってしまいました。

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