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2011年4月

2011年4月26日 (火)

ε180EDの光軸調整

ニュートン反射の斜鏡をいじくったら、ドツボにはまってしまうという都市伝説があって、私も極力斜鏡は触らないようにしているのだが、εの斜鏡をよく見ると、中心がわずかに移動しているようで、この先どっちみち避けられないことでもあり、斜鏡もいろってみることに。
で、やってみると、やはり予想通り、ドツボにはまってしまった。
これは手に負えんと、断念して、しばし改めてタカハシの取説を見ると、私のやり方の間違いが見えてきた。

(以下、斜鏡の光軸調整について書きますが、こんな分かり切ったことを長々と書くなという方は、スキップしてくださいませ)

ε180EDの取説は、B5判8ページもので、しかも例に挙げられているのはε160、ネジの形状など微妙に違います。

その取説による斜鏡の調整の手順は…

①接眼部を回転させて、センタリングチューブの十字線(以下十字線と表記)を垂直水平にする。
②斜鏡筒を回転させて、反射鏡に映る自分の目の中心と十字線の中心を合わせる。
③センタリングアイピース(以下CE)を取り付けて斜鏡マークと十字線を合わせる。
④CEの中心と十字線の中心を合わせる。
 以上です。
(解説では、鏡筒を水平に寝かせて作業するようになっています。後で説明するように、これでは実際はうまくないのですが、とりあえずこの説明通り筒を水平にした状態で調整しているものとして、垂直水平の言葉を使用します。筒の姿勢を変更する場合は、垂直水平の言葉も変換してください。)

①と②は作業に入る準備段階で、調整作業そのものは③④になります。

①の十字線を垂直水平にするというは、気休めではなく、作業の根幹ですので、できるだけ正確に合わせておくのが望ましいです。

②で中心を合わせるとありますが、動かすのは斜鏡筒だけなので、筒に対して直角方向の中心を合わせるだけで、前後方向の調整はできません。
作業のための準備なので、解説にだいたいでよいと書いてあるように、作業に支障のない範囲に収まっていれば問題ないと思われます。

私が間違っていたのは③でした。
斜鏡調整のネジは引きネジ1本、押しネジ3本です。
引きネジを緩めて、押しネジ3本を調整しながら、センターを合わせていくものと思っていました。
望遠鏡のファインダーなどに、3本の調整ネジがあると、その3本を微妙に調整しながら中心を合わせこんでいく、あの感覚で思っていたわけです。

しかし、取説をよく見ると、3本の押しネジは、まず斜鏡の前後位置を調整するためだけに動かします。
3本のネジのうち、接眼部に近い2本は、接眼部の断面に対して平行に位置しています。
つまり、これらのネジは、垂直か水平に移動させるためだけにあるのです。
準備の第一段階で、十字線を垂直水平にセットする必要があるのもそのためでした。
斜鏡マークが十字線のセンターより左にあれば、押しネジを押しこんで右に移動させます。あるネジは引いて、あるネジは押しこむということではないのです。
このようにして、斜鏡のマークが、十字線の垂直線上に来るように調整します。
(これで、斜鏡の前後位置が調整されました。)

そのうえで、押しネジ3本のうちの手前の2本を使用して、斜鏡マークの縦位置が中心に来るように調整します。(これで斜鏡の視線方向に対して垂直な面の傾きが修正されました。)

以上で、斜鏡マークと十字線のセンターが一致しました。
しかし、斜鏡筒の回転角度や、視線方向への傾きは調整されていません。
(斜鏡マークは回転軸上にあるので、斜鏡筒を回転させても位置の変化はほとんどありません。)

主鏡に映るものがごちゃごちゃして分かりにくい場合は、ここまでの作業を主鏡を外して行うのも手ではあります。しかしCEを取り付ける前にしっかり斜鏡マークを確認しておけば、以後これを見失うことはないし、そもそも主鏡をはずすのは面倒なので、私は主鏡を取り付けたままで作業しました。

次に④です。
ここでは、主鏡に映るCEの内側の円を見ながらの作業なので、この後、主鏡の調整をしたあとで、再度ここに戻って調整しなおす必要があると思われます。

まず、中心の引きネジを緩めて、斜鏡筒を回転させ、CEの中心が十字線の水平線上に来るようにします。
→ここで問題発生。中心の引きネジを緩めると、さきほど合わせた斜鏡マークが動いてしまいます。解説図ではこれは動かないことになっているのですが…
引きネジを緩めると斜鏡筒が重みで下に傾いてしまうようです。
これでは先に進めません。
というわけで、筒を水平に置くのはまずいということがわかりました。
筒を垂直に置く場合、主鏡を上にするか下にするかですが、主鏡を下にしたほうが、明りが入りやすいし、各ネジも触りやすく、斜鏡筒もぶら下がって傾きが生じにくいように思われますが、工具等を主鏡に落下させる危険があり、主鏡を上にするほうがよいでしょう。

斜鏡筒の回転角度が調整されたところで、最後に、斜鏡筒の視線方向の傾きを修整するため、接眼部から遠いところにある押しネジを回して、水平線上にあるCEの中心を十字線の中央まで移動させます。

以上で、斜鏡の調整を終わり、主鏡の光軸調整に入りますが、先に書いたように主鏡を調整したあとで、④に戻って斜鏡を再確認したほうがよいのではと思われます。

主鏡の調整は、主鏡のセンターに描かれた円がCEと同心円になるようにするだけですね。

長々しい文になってしまいましたが、慣れれば、簡単で短時間に完了することができると思われます。
3点支持のファインダーを調整するより楽かも(*^_^*)

 

夜半を過ぎてしまったのですが、不安定な天気の多いこのころ、貴重な晴れ間を惜しんで庭で試写してみました。
ピントは微動のないラックピニオンを手で適当に合わせているだけです。
ダーク、フラットもない1枚画像です。

Photo

↑調整前の左上隅(ピクセル等倍)

 

Photo_2

↑調整後の左上隅(ピクセル等倍) 星像が真円ではなく伸びているが実用範囲内?

 

Photo_3

↑中心付近(ピクセル等倍)
f=500mmで、CCDのピクセルサイズが9μと大きく、あまり高解像はのぞめない。

 

Photo_4

↑全体

 

重いSTLカメラは内蔵フィルターの関係で大きく重心を外して取り付けてあり、そのためたわみで星像がいびつになることが懸念されたが、それはどうやらなさそーでひと安心かな??

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2011年4月17日 (日)

桃源郷

1

自然体験活動のひとつで、知り合いの山に桃の花摘み作業に行きました。
といっても、実際は、山の中をあちこち歩いて、遊んでいるほうが多かったのですが…
そのうえ、おいしいご馳走までいただきました。

2

躑躅が盛りで、初夏の雰囲気。

Photo

タムシバ

Photo_2

 

Photo_3

ハルニラ

森の中に入って行くと…
Photo_4

ショウジョウバカマ

Photo_5

 

Photo_6

 

Photo_8

ソメイヨシノでないのがいい。

湖岸もあり、変化に富んでいる。
Photo_7

立体写真に挑戦してみました。
本来、カメラは向きを変えないで、平行移動しなければならないのですが、
近いと、どうしても向きが変わり、背景が同一でなくなります。

Ste_2

ツバキ

Ste_3

モモ

最後にナシの花です。

Ste_4

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