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2011年5月 7日 (土)

立夏

暦の上では、夏が始まる。
立夏での太陽の黄経はというと、春分が0度なので、
清明、穀雨とくるから、45度ということになる。
立夏から45度経過すると、小満、芒種を経て、夏至になる。
各季節の始まりから、その季節の二至二分までが、45度、
そこからさらに次の季節の始まりまでが45度ということになる。

春分 0度  うお
立夏 45度  おひつじ
夏至 90度  ふたごと言いたいけれど現在の星座区分ではおうし座にある。
いつごろ、ふたご座からおうし座に移ったのだろうと思って、ステラナビゲータに表示してみると、1989年あたりのようだ。22年位前のこと。
もっとも、星座の境界線は1928年の国際天文学連合総会で決められたことで、占星術的に、特に意味があるわけではない。
へびつかい座を入れた13星座占いなんて流行ったりしたが、あれも同じ。
立秋 135度  かに
秋分 180度  おとめ
立冬 225度  てんびん
冬至 270度  いて
立春 315度  やぎ
春分 360度  うお

太陽が春分点を出発して再び春分点に戻ってくるまでが1回帰年(太陽年)で、恒星天上を一回転する恒星年より20分間ほど短い。
歳差運動により、春分点が東から西へ少しずつ移動しているため。
恒星天上の太陽の位置は、それを見ている地球の位置を反映しているので、地球の公転軌道上での、季節の位置が変わってくることになる。
地軸の回転が歳差運動を起こしているのだから、これは当然ですね。
今は近日点付近が冬ですが、1.3万年後には、近日点付近は夏になる。
ということは、今は、北半球では夏が長く、冬が短いが、これも逆転するということ。
暦は太陽年を元にして運用されているので、春分点が移動しても、月日と季節の関係は変わらないが、季節と星座の関係はどんどんずれていき、さそりやいては今は夏の星座だが、5,6千年もすると秋の星座へ移っている。
そして13000年後には、オリオン座は夏の星座として、地平線低く見えているはずだ。

 

 
GWは早くも終わってしまったが、風邪と黄砂に悩まされる鬱陶しい毎日だった。

ε180EDの接眼部もオートフォカサーに変えてから、また振り出しに戻ってしまった。
一進一退というよりも、一進二退という感じさえ。
光軸調整でひとつ問題は、斜鏡を調整して、接眼部を回転させると、センタリングアイピースの位置が変わってしまうこと。これは、センタリングアイピースが偏芯して取り付けられているか、接眼筒の中心軸に対して平行になっていないからだろう。
望遠鏡自体にとっては、斜鏡の中心と主鏡の中心があっていれば、それでいいわけで、センタリングアイピースはそれの仲介をしているだけだから、とりあえずの位置で合わせて、斜鏡と主鏡の中心が合うようにしていればそれでいいのだろうか?
説明書にも、十字線が回転する場合の合わせ方については書いてあるが、センタリングアイピースが移動して見える場合は、その中心に合わせ込むと、そっけない。
うーーーーん (*´Д`)

で、昨夜は比較的黄砂も少なく、よく晴れて、撮影に出かける気になっていたが、いろいろと問題ありで、自宅での試写にとどまった。

 

M51110505b

 

 

 

M13110505b

 

 

二点とも、200s×4 ピクセル等倍で中心付近のみトリミング

ここに掲載した2枚は、このシステムで撮るような対象ではないが、庭の視界が、真上と北西が少しといったところなので仕方ない。

わざわざラックピニオンに戻してピント位置出しをしたのに、まったく間違っていて、無駄だった。
結局、カメラをつけたり外したりしながら、悪戦苦闘。
光軸調整の際、移動で狂わないようにと、ややネジを強めに締めたのが悪かったか、そのピンぼけの像もいびつにゆがんでいた。
なので、途中でネジを緩めたりしたが、翌朝、光軸を確認したら、案の定、光軸が狂ってしまっていた。

掲載した写真は中央付近だが、周辺の星像はかなり悪い。中心を追い込むほど、周辺の悪さが目立ってくる。
これは、光路長問題の可能性が大きい。
さらに、大きく片ボケを起こしていて、スケアリングの問題も。
光軸を含め、ありそうな問題はことごとく起こっている。

そのうえで残念なのが、今回βSGRを使用して25μ単位で追い込んだのだが、得られた像のシャープさを見ると、FSQより優っているとは思えない点。
天ガのテストでは、確かFSQの最小星像直径は13μ、ε180EDは憶えていないが、10μを切っていたと思う。
やはり、ピクセルサイズのもっと小さなカメラでなければ、意味がないのかもしれない。逆に言うと、FSQがいかに優れているかということ。
シャープさが互角で、周辺星像、周辺減光では明らかにFSQの勝ち。
ほぼ、メンテフリーで、EM200にジャストフィットと、いいことづくめ。
実質の明るさも、反射式は斜鏡による遮蔽や二回反射の問題があり、F2.8とF5というスペック上ほどの差はないだろうし。

これから移動での天体写真に取り組もうかという方、眼視でも結構楽しめるし、FSQはマジお奨めでぇーーーーす。

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