金環日食 Ⅱ
↑ 7h27m
↑ 第二接触 7h27m56s
この頃は、やや厚い雲に阻まれて、その瞬間は見極めがたかった。
写真は、ややアンダーな写りを処理で明るくしたもの。
淡路市の第二接触の時間は7h27m53sと発表されている。
↑ 金環 7h28m32s
初めて見る金環、雲フィルターを通して美しいその姿を肉眼でも見てしまった。
(雲は赤外線を通してしまうので、本当は雲越しでも見るのは危険です。)
淡路市での食の最大は同29m04sとなっています。
↑ 第三接触 7h30m14s
金環食の時間は2分間くらいで、充分な時間だと思っていたが、目で見たり、写真を撮ったりしていると、あっという間に過ぎてしまった。
隣で私の望遠鏡で見ていたMさんが、ベイリービーズが見えると声をあげたので、どれどれと私も覗いてみたが、そのときにはすでに終わってしまっていた。結局、眼視で太陽の数珠を確認することはできなかった。
淡路市での第三接触の時間は同30m14sでした。
↑ 手持ちで雲海の太陽を撮影。
金環から元に戻っていく太陽。7h37m
↑ 8h14m
↑ そろそろ日食も終わり 8h51m
終わり近くなって、太陽にかかっていた雲が完全に切れ、フィルターを濃いものに交換しようとして、太陽を向けたままフィルターを抜いてしまった。
カメラのシャッターは作動していないときで事なきをえたが、危ないところだった。
望遠鏡の向きを変えるとまた導入が面倒なので、自分の体で対物部に来る太陽の光を遮るようにして交換することに。
しかし、その後の写りがよくないと思ったら、また雲にかかっていたのでした。
ビクセンのSPDX赤道儀、最後の最後にキ~と変な音をたてて、赤緯軸が回らなくなってしまった。まあ太陽は中央になくてもかまわず、微妙な位置の調整はどうでもよかったのだが、壊れたなら、もう捨ててしまおうかと思い、帰宅して確認すると普通に動くようだ。現場ではなにかに干渉していたのかもしれない。
↑ 帰り道、高速ではなく普通の道を走る。道の駅で売っていたタコの干物。いかもに瀬戸内海らしい風景。
↑ 淡路SAから眺める明石海峡。風光明媚ですっかり気に入る。
明石というと、日本標準時の明石天文台ですが、左の橋脚の近くに見えているそうです。
また、明石というと、柿本人麻呂を忘れるわけにはいきませんよね。
「天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば明石の門より大和島見ゆ」
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