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2013年3月

2013年3月22日 (金)

3/21 C2011L4 Panstarrs

2011l4130321lrgbs


やや期待されたほど明るくならなかったということで、関心が薄れつつあるようにも見えるパンスターズ彗星です。

この彗星は放物線軌道なので、太陽に近づくのも初めてらしく、このような場合、太陽熱で溶け出した物質が表面を覆って、その後の物質の放出が抑えられ、明るくならないことがあるというようなことを、サイエンスzeroに出演された国立天文台の渡辺先生が言っておられましたが、よく理解できませんでした。

3/21(木)はお休みだったので、吉備高原の牧場に行ってみました。

19時頃になって、撮影画像をカメラのモニターに表示してやっと姿を確認することができました。
16×70の双眼鏡で見ると、1週間前に比べて、ずいぶん暗くなった印象です。
天候などを加味すると、近日点通過後の夕空では、3/14(木)が一番よく見えたのではないかと思われます。

3/21は、上弦過ぎの月が空高く輝いていました。

彗星だけを拡大撮影しても、あまり面白くなさそうなので、広い画角で、夕暮れの雰囲気や地上の風景までもいれたいと思い、イプシロン等を持ち出すのはやめました。

デジカメ画像の処理では、いまだにフラット処理の仕方が分かっていません。
仕方がないので、画像をRGB分解し、モノクロにしたうえでフラット処理しました。それでもまだフラットは合っていないのですが…
L画像も作成し、LRGB合成という、ちょっと面倒な手続きで仕上げましたので、おかしいところに気づいたら教えてくださいね。

 

2011l4130321lrgbtr
EOS5D印2 FS60CB ×0.72レデューサー F=4.2 f=255mm
19h18m26s~exp.25s×4 GP2 K-Astec改にて恒星時追尾 彗星核にてコンポジット

 

 

 

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2013年3月20日 (水)

その後の C2011L4 Panstarrs

   
近日点通過時のパンスターズは、なんとか画像に痕跡を残してくれたものの、大彗星らしい姿をこの目で見てみたいもの。
 
しかし、私の休みと天気がまったく噛合ってくれず、アストロクラブの面々から、眼視報告や、撮影画像があがってくるのを指をくわえて見ているしかありませんでした。

で、3月14日(木)ホワイトデーの夕方、16×70の重い双眼鏡を持って、19時前、ちょっと外に出てみました。三日月が西の空にかかっていて、位置の見当をつけるのは楽でした。
人や車がひっきりなしに通る交差点の向こう、信号機や電線などの下、低い山の上にしっかりした明るいダストの尾をひく彗星の姿がありました。
人が気づかない闇の奥にこんなものが潜んでいると思うと、少しぞっとします。
それにしても、見えてよかったあ。
残念ながら、この時はカメラを持っていなかったので、撮影することはできませんでした。

次の3月15日(金)は、職場の二階の窓から狙ってみました。
明るいうちに一瞬見えた気がして、見当違いの場所ばかり捜していたせいで時間を少しロスしましたが、建物のわずかな隙間に見つけることができました。
この日は、カメラも用意していたので、窓の端の方ぎりぎりに寄ってなんとか撮影できました。
 
 

2011l4panstarrs130315
19h03m50s ISO800 exp.3s 105mm F4.5



 
彗星は日周運動でみるみるうちに右の壁に吸い寄せられるように消えていきましたので、翌日は、もうこの建物から見ることはできないでしょう。

3月16日(土)も、双眼鏡を持ってうろうろしてみましたが、低空に靄か黄砂があるせいか、彗星を見つけることはできませんでした。

これからは、明け方の空にも彗星が登場します。
夕方よりも空気が澄んでいる可能性が高くなりますし、赤道儀のセットも可能になります。彗星は暗くなっていきますが、彗星らしい立派な姿が撮影されるようになることでしょう。

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2013年3月11日 (月)

こ、これがパンスターズかっ!?!?

今年の話題、二大彗星のひとつ、C2011L4 Panstarrs が3月になって日本の空にやってきました。
3/4頃に日没時の高度が太陽を上回るようになり、気をもんでいて、3/6(水)の夕方には、自宅近くの開けた場所に双眼鏡を持って出かけたが、日没時の高度が5度あるかないかで、もやもやした空に確認するのは無理でした。

3/10(日)は、岡山アストロクラブの会長さんらと、市街地の北にある山の展望台に行ってみました。
山の中を細い道がくねくねと続き、カーナビのない私は、先導車なしではとてもたどり着けないような場所でした。

低空に雲もあるし、双眼鏡で流しても、まったくそれらしいものは見えず、適当に写真を撮っただけで、とても写っているとは思えなかったのですが、帰宅してなんとなく眺めていると、もしかしてこれかもと思えるものが微かに写っていました。

 

130310
黄色い〇のところに彗星らしいものが写っていました。

 

2011l4130310_2

 

この時刻の火星の高度は1度を切っており、火星の可能性はありません。
後で、ステラナビに画角を表示して比べてみると、ηCet(3.46等)らしい星が写っているのが確認でき、これが目的の彗星に間違いないだろうということになりました。
当日ご一緒したT#さんも、あとで撮影画像からこの彗星を確認されたとのことです。

そもそも狙いをつけた方向が南に5度以上ずれていたわけで、あまり焦点距離を欲張らなかったのが幸いしました。
当日は、FS60CBも車に積んでいたのですが、展望台まで歩くということで、カメラレンズだけを持って行きました。
カメラレンズはこれ1本しか持ってないんで、迷いようがありませんでした (^_^;)

  EOS5D印2 EF24-105mm F4L → 105mm F4.5
  露出1/2秒 ISO1600 18h42m台の4枚のフレームをコンポジット

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