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2018年2月

2018年2月 8日 (木)

SuperBlueBloodMoon 31Jan.

180131ss

迎えた当日・1月31日は予想に反して、日中は晴れ間も広がる好天に恵まれたのだが、気象庁の衛星画像を見ると、西から厚い雲が押し寄せていて、岡山が曇るのも時間の問題だった。日没頃には日が差していたが、暗くなって外に出てみると、一面雲に覆われていて、東の空に上った月の存在はその辺りの雲が明るくなっているので分かる程度だった。部分食が始まる前には、それでも雲が薄くなったのか、月はぼんやりしているものの、月の輪郭が分かる程度には見えるようになっていて、いまいち気が進まないながら、望遠鏡やカメラを用意することにした。それにしても、冬の月は軌道が高く、南の空にはなくて、東北のほうを振り返って見るような感じになる。

庭先にいろいろ用意していると、もう月が欠け始めたという。部分食の始まりは20時48分なので、そんなはずはあるまいと言いながら見上げると確かに左下のほうが暗くなっている。雲が月を普段より暗く見せていて、半影食が分かりやすくなっているように感じた。本影と半影の境界ははっきりと存在するわけではなく、連続的に影の濃度が変化する。この辺は日食と様相を異にするところだ。

部分食の大半は満月を撮るのと同じで、晴れている場合、ISO100、F8で1/250秒位だが、雲越しの今回は、ISO1600で1/4秒とかだった。雲によっていかに光が遮られているかが分かる。

部分食がだいぶ進んだところで、雲が厚くなってきたのか、月が次第に見えなくなり、5センチや7センチの双眼鏡でもまったく捉えられなくなった。望遠鏡に取り付けたカメラの露出を最大限にしてやると、なんとかうすぼんやりした光を捉えてはいたが、皆既に入るころ、その光もなくなって月は雲の向こうに完全にかき消えてしまった。西の空には黒い雲がやってきていて、月食もこれまでかと思われました。

ネットでは月食のライブ中継があり、ハワイ、北海道、東京からの映像を眺めました。ハワイの月はもう西に傾いているのかな?

中継している三箇所はどこも岡山よりはるかにクリアに見えているようです。

ネットを見ているとNASAが今日の月をスーパーブルーブラッドムーンと呼んでいるという記事が目に留まった。月が地球に近くてスーパームーン、ひと月に二度満月がありブルームーン、皆既月食は血のように赤い月でブラッドムーンと、これらが今夜一度に起こるので、それらをまとめてそう呼ぶそうです。

22時過ぎ、最大食(地球の影のもっとも深い所に月が達する)ももう少しというところで外に出てみると、意外にも頭上高く皆既中の月の姿をなんとか見つけることができました。雲が薄くなってきたようで撮影も再開。露出はISO3200で5秒でした。通常は同感度だと1/2~1秒位なので、まあまあの値かもしれません。

この後、概ねこのような具合で、部分食の終わりごろに雲の濃淡が激しく変化するときを除き、ずっと月食の経過を見ることができたようです。ただ、皆既月食の醍醐味は、無数の星ぼしの中に暗く赤い月がぽっかり浮いている様子を見ることなので、星がまったく見えず、雲でぼんやりかすんだ様な月を終始見続けるのは、あまり面白いものではありませんでした。

次回は7月28日、夜明け前の月食です。すぐ側に地球に大接近中の火星もいます。梅雨明けのすっきりした空を期待しましょう。

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